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JOJO広重+西村卓也

みみのこと、JOJO広重+西村卓也、光束夜が出演するライヴを観に高円寺ペンギンハウスに行った。

たどりついたときにはみみのことの演奏がはじまっていた。こないだのジェリージェフでのライヴはまとまりのある良い演奏だったが、今回はスペースにも余裕があるし、3人とも勢いあまってのめっていくような演奏。ちょっとぎくしゃくしたところもあったけれど、逆にまとまりすぎていないところが魅力的に感じられた。ベースの竹内さんのネックを大きく上下に揺らしながら弾く様子は、以前みみのことでベースを弾いていた西村さんを意識しているようにもみえる。志村さんはスティックを次々に持ちかえて1曲のなかでもどんどん演奏スタイルを変えていく。川口さんのギターももちろん良くて、今日は3人それぞれに目がいくような演奏だったのが良かった。

そして次はJOJO広重+西村卓也。この組み合わせは去年「JOJO広重☆ギター・インプロヴィゼーション10番勝負☆番外編」でも観ているが、それがとてもすばらしかったので今回も期待。去年は10分くらいの短めの区切りで3セットの演奏だったが、今回は30分くらいのセッションで1セットだった。最初のうちは音数少なめで、JOJO広重は不協和音の鋭いカッティング主体。西村卓也はいつもの調子で微妙にリズムをはずしながらのダイナミックなベースラインを奏でる。それが次第に変な音大会になっていき、西村卓也は足でエフェクターのつまみをまわしたり。だんだん混沌とした音の出しあいになり、どちらがどちらの音かわからなくなって混ざっていく。最後のほうは西村卓也が一定のリズムで白玉音符で弾くなかJOJO広重が激しくノイズをまきちらすような展開になっていった。西村卓也は去年のこの組み合わせのデュオのときよりはおとなしめだったような気もする。でも長い1セットの中でいろいろなパターンを聴くことができておもしろかった。

そして最後が光束夜。約2年ぶりのライヴだそうだ。光束夜は数年前に金子寿徳(ギター/ボーカル)、Sachiko(ベース/ヴォーカル 現在OVERHANG PARTY他)、松橋道伸(ドラム 割礼)というメンバーで観たことがあるが、今回は金子寿徳以外のメンバーはミック(ベース/ヴォーカル)と高橋幾郎(ドラム)。個人的には高橋幾郎(現在は北海道在住)のドラムが観られるのが楽しみだった。高橋幾郎のドラムは力強くもあり、壊れてしまいそうなもろさもあり、すさまじい気迫にあふれていて相変わらずすごかった。全体的には高揚感もいま一つで、ちょっとリハーサル不足のようにも感じられたけれど、一音一音ごまかしがなく、無骨にぶつかりあっていく様子には潔さのようなものを感じた。光束夜はスコットランドでおこなわれるLe Weekend festival in UKに出演するために翌日には旅立つとのこと。

物販のところに川口さんがいらっしゃって少しお話。今まで見かけた覚えがないみみのことのLPと、高橋幾郎ソロのCDを買って帰った。

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